昨年の椎木尾はケガに泣いた1年だった。2月全日本選抜で鎖骨と肩甲骨の骨折。その後は持ち直していたが、10月の寛仁親王牌で落車し、右足首骨折の事故。度重なる不運に見舞われたが、ようやく地元記念で復帰戦を迎える。
「1カ月半は自転車に乗れなくて、練習は1カ月半ぐらいです。今、できるベストの状態には仕上げてきたつもりです」。ただ、不安を伴うのも事実だが、そこは地元戦の気迫でカバーしたい。和歌山一次予選の7Rは連係実績のある中井目標の一戦。中井の仕掛けに乗ってこん身差しで抜け出しを図る。
【和歌山GⅢ初日7R】椎木尾 地元で復帰戦
2020/1/10